イベント
長崎大学学術セミナー in tokyo
アフリカの角、難民の「文脈」
日時:2010年6月19日(土)
午後1時30分〜4時30分
国連が「世界難民の日」を六月二〇日と定めてから十年が経ちました。しかしながら現在まで、政治的理由、紛争、飢餓、そして環境の悪化による難民は増え続けています。国連ミレニアム宣言に言及されているように、難民問題が、人類が解決すべき喫緊の課題であることは間違いありません。
難民は、一方では援助の対象であり、他方では紛争や飢餓といった政治的問題を語るときの分析対象でもありました。とくにこのセミナーが取り上げる「アフリカの角」地域——ソマリア、エチオピア、ケニアなどを含んだ北東アフリカの一角——では、難民問題はときに政治の問題として、ときに人道の問題として語られてきたと言えるでしょう。本セミナーでは歴史学と文化人類学の視点——フィールドワーカーの視点といってもいいでしょう——から、地域の脈絡において難民を語り直すことを試みます。
歴史学者である真城百華氏は、十年以上にわたってエチオピア北部のティグライにおいて、地域住民による膨大な歴史語りを集めてこられました。たびたび内戦の混乱に巻きこまれ、また干魃に見舞われてきたこの地域の人々にとって、「難民になる」とはどのような経験なのか、話題提供をしていただきます。
文化人類学者である内藤直樹氏は、長年にわたってケニア北部の乾燥地帯において牧畜民社会——それは環境の変動に対してきわめて脆弱な人々です——に身を置いてフィールドワークを続けてきた方です。このセミナーでは、世界最大の難民キャンプに一七年もの長期にわたり収容されてきたソマリ難民と、キャンプ周辺で暮らす牧畜民とが創出する社会経済的な関係について、現地での調査報告を交えてお話ししていただきます。
趣旨説明 13:30 – 13:50
移動を余儀なくされる人々:東アフリカの文脈において「故郷」とはどこなのか
増田 研(長崎大学環境科学部/大学院国際健康開発研究科 准教授)
話題提供1 13:50- 14:20
エチオピアの飢餓と難民:地域史からの問い直し
真城百華(津田塾大学 国際関係研究所 研究員)
話題提供2 14:20- 14:50
「日常」を構築する:ケニア・ダダーブ難民キャンプにおける「下からの地域統合」
内藤直樹(国立民族学博物館研究戦略センター 機関研究員)
コメンテイター 15:00- 15:15
神谷保彦(長崎大学大学院国際健康開発研究科 教授)
ディスカッション 15:15-16:20
日時:2010年6月19日(土)13:30-16:30
場所:CIC東京 多目的室③(港区芝浦3-3-6 キャンパス・イノベーション・センター2F)
最寄り駅 JR田町駅(徒歩1分) /地下鉄 三田駅(徒歩5分)
定員:約30名(定員になり次第、〆切らせていただきます。)
申込方法:事前申込が必要です。ご氏名、ご所属、連絡先を添えて、下記までお申込ください。
申込&問合せ:長崎大学 国際連携研究戦略本部 東京オフィス
〒106-0023 東京都港区芝浦3-3-6 キャンパス・イノベーション・センター613
TEL 03-5440-9079 / cicorn_tokyo@tm.nagasaki-u.ac.jp
Fieldnetワークショップ 長崎
日時:2010年1月30(土)、31日(日)
場所:長崎大学 熱帯医学研究所
詳細はFieldnetウェブサイトへ!
第7回文化環境コロキアム
卒論・修論 中間発表会
2009年11月10日(火)〜12日(木)
詳細はプログラムの画像をクリックするか、PDFファイルを参照してください。
増田ゼミは11日(水)の16時から以下の5名が発表します。
猿渡友希
「日清戦争前後の長崎における日中関係:鎮西日報の記事を手がかりにして」
平部真也
「小売市場と固定客:長崎市城山地区における事例」
松山育郎
「社会における犬の位置づけの変化:長崎における犬の殺処分と公衆衛生を事例に」
山口貴之
「長崎市南部平山町における混住化とコミュニティ再編成:郷土芸能にみるつながり」
松村明日香
「水子供養の経験:祀られる場所を与えられない死者をめぐって」
環境科学部シンポジウム
「共生空間を生きる」
当日配布されるパンフレット(PDFファイル 1.3MB)
2009年5月29日(金)
第1セッション 10時〜 (環境242教室)
第2セッション 14時〜 (環境141教室)


プログラム
第1セッション 環境科学部242教室 〈司会 葉柳和則〉
10:00 開会の辞 (長崎大学環境科学部長 武政剛弘)
10:05 趣旨説明 長崎大学環境科学部 葉柳和則
10:15 生存をつなぐ共生の三次元 − 自然・他者・過去 (長崎大学環境科学部 増田 研)
10:55 都市と自然、それをつなぐ里山(二次的自然環境) (森林総合研究所 田中伸彦)
11:35 長野県・八ヶ岳東南麓における「共生」− 外国人研修生と「農」の問題 (名古屋大学大学院環境学研究科 西原和久)
12:15 討論 (13:00終了予定)
第2セッション 環境科学部141教室 〈司会 葉柳和則〉
14:00 首都圏郊外の都市における里山 − その実態と未来 (日本学術振興会特別研究員・東京大学大学院新領域創成科学研究科 寺田徹)
14:40 異文化の共生をはかる学校空間 − イタリアを事例として (神戸大学大学院国際協力研究科 杉野竜美)
15:20 原爆の記憶と共に生きる − 長崎における生存者とのインタビュー実践から (日本学術振興会特別研究員・慶應義塾大学大学院社会学研究科 高山真)
16:00 討論
16:50 閉会の辞 (長崎大学環境科学部 佐久間正)
発表概要(増田)
「生存をつなぐ共生の三次元:自然、他者、過去」 増田 研(長崎大)
人間が生きる広義の「環境」は、し物質的な循環だけでは構成されない。本シンポジウムで確認(あるいは再確認)したいのは、環境問題が決して物質だけでは語り尽くせないということであり、そのために我々はその見取り図を「共生の三つの次元」として提案したいのである。
三つの次元とは即ち、自然との共生、他者との共生、そして過去との共生である。
生物としてのヒトはつねに空気や水、土地といった「自然」に依拠しつつ、「自然」との交換関係において生存をつないできた。この「自然との交換関係」が現在、その物質的側面において「循環」として概念化され、環境問題の主要トピックとなっていることは言うまでもない。
ところでレヴィ=ストロースがその初期の研究で明らかにしたように、人間を人間たらしめるものは交換関係に常に身を置くことと、その過程における「他者」の定位である。同時に、個人の人格や、集団のアイデンティティを構成するものが「記憶」であるとすれば、我々は自然のみならず、他者や過去との共生によっても生存をつないでいることになる。
そうした理解の構図を検討するために、本発表では私が専門とするアフリカにおける紛争問題を取り上げて検討したい。
環境政策コース 卒業研究発表会
←クリックするとプログラムのPDFファイルがダウンロードされます。
2月16日〜17日。
増田ゼミの6人は17日の午後に発表します。
発見!探検!先端研究@上野山シリーズ
熱帯病と「たたかう」長崎大学
アフリカの自然・開発・そこに住む人々
−地球の家族を救う国際協力−
2009年3月7日〜15日
東京:国立科学博物館
※3月8日に講演をします。タイトルは「生き残ることの素晴らしさ」。
熱帯医学研究所・告知サイト
←クリックすると拡大します。
第5回 文化環境コロキアム
2008年11月4日、5日、6日
講演会のお知らせ
彭春陽先生
淡江大学 外国語文学院
日本語文学系主任・教授
「台湾における日本語教育について」
2008年10月10日(金)
13:30〜15:00
環境科学部大会議室
「中国における日本語教育について」
2008年8月29日(金) 10時30分〜12時
長崎大学環境科学部 大会議室
人間社会環境フォーラム
2008年7月30日
9:30-11:30 442教室
13:00-14:40 242教室
16:00-17:00 242教室
国際保健セミナー・シリーズ「沖縄から洞爺湖へ」 in 長崎
人と健康のための国際シンポジウム
2008年5月26日(月) 14:00〜16:00
長崎大学文教キャンパス 中部講堂
司会:青木克己 長崎大学熱帯医学研究所教授
パネラー:
アリ・モハメド・アサード (世界エイズ・結核・マラリア対策基金理事代理、元ヨルダン保健省技術総括次官)
チオマ・ウウワチュク (世界基金支援アフリカ委員会 事務局長)
ルイ・ダガマ (グローバル・ヘルス・アドヴォケーツ マラリア・アドヴォカシー広報局長)
蜊テ:国立大学法人長崎大学
共催:財団法人日本国際交流センター、世界基金支援日本委員会、社団法人国立大学協会九州地区支局
後援:独立行政法人国際協力機構(JICA)
国際会議「持続発展と未来構想」
International Conference "Sustainable Development and Future Imagination"
2008年4月25日(金) 環境科学部大会議室にて開催。

長崎大学環境科学部と台湾・淡江大学英文学科のジョイント・カンファレンス。使用言語は英語と中国語です。
私は当日の司会進行と、発表をやります。
第3回 文化環境コロキアム
2007年7月25日(水) 13:00〜17:00

星野千瞳(4年) 「長崎における河童伝承の現代的展開」
日野裕一郎(M2) 「南方マンダラとその形成過程」
平地 恩(M2) 「日本語の新しい音声現象の有益性」
シンポジウム「フィールドワークの経験:実りある社会調査教育のために」
葉柳和則 「来た・見た・録/撮った:質的調査における『書くこと』の諸相」
福島邦夫 「『聞き書き』という体験」
保坂 稔 「アンケート調査増大の諸相」
増田 研 「旅とフィールドワーク:発見する快楽について」
第2回 文化環境コロキアム
11月28日、29日、30日の三日間に渡って開催されます。もうほとんどデスマッチ。28日と30日は、文化環境に属する4年生21人の卒論構想発表です。
画像をクリックすると拡大画像が別ウィンドウで表示されます。デザインが違うだけで、内容は一緒です。




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