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Talk187:My History of Macintosh op.9

(Jan. 2/2010)


 私のマック史を書くのは2年半ぶりである。この期間中、私とマックをめぐるいろんな出来事があった。

 この春、学部のとある教室で、パソコンとプロジェクターの接続がうまくいかないというトラブルがあった。プロジェクターの業者に私のマックを見せると「マックですか〜。うまく繋がらないんですよね」とマックのせいにする。だが、他の教員が持参したWin Vista機もまた接続されない。件のプロジェクターのメーカー担当者(その会社は売れまくっている某ノートPCのメーカーでもあった)は、マックのこととなると耳を塞がんばかりであった。結局、接続されない原因は配線であった。

 「マックってよく分かんないんですよねぇ」という、アレである。

 私はと言えば、4年以上にわたって使い込んできたPowerBook G4 12インチから、Intel入ってるMacBook Pro15インチに切り替えた。12インチは、ネパール人の留学生が修了して長崎を去るときに餞別としてプレゼントした。Mac OSXは「英語版を買わなくても英語インストールができる」うえ、ネパール語のフォントがはじめから入っているので、彼女も喜んでいた。

 いま使っているMacBook ProこれにはWindows XPも入っていて、Win専用のGISソフトウェアをいくつかインストールしてある。研究の都合上分析やデータ整理の一部をソフトウェアに頼らないといけないこともあるのだが、とりわけ分野の専門性が高まれば高まるほどソフトウェアのWin比率は高くなる。だから、どれだけWinが苦手でも使わないわけにはいかないのだ。この点で「マックってよく分かんないんですよねぇ」などとのたまう連中とは条件が異なる。

 以来、1年半たったが、私のMacBook Proは好調である。取り外し可能なバッテリー2個がいずれもハズレだった(つまり、持ちが悪い)ことを除けばとりたてて問題はない。

 日常的に使っているソフト群は、以前とまるで変わらない。マックを使った私の仕事スタイルはほぼ固定的で、保守的なくらいである。

 Macではないが、同じAppleの製品として、昨年8月にはiPhoneを購入した。かつてはこのtalkにおいてケータイ嫌いを宣言したくせに、いまでは2台も持っている。そしてもう一台のauはほとんど使っていない。たまに使おうとすると充電ケーブルが見あたらなくて困るくらいだ。

 いま研究室には5年前に自腹で買ったiMac G5とDELLのWin PC、そしてMacBook Proが並んでいる。これにもう一台、ヒューレットパッカードのNetBookを持っていて、これは海外出張用である。iMac G5はそろそろ引退モードなのだが、研究室のサーバー的な役割を担っているのでこれを取り替えるとなると結構面倒なことになる。よって。もうしばらく働いてもらうことにしている。

 一昨年だったか、学部に「マルチメディア室」というのを新設することを提案して、それが認められたので4台のMac ProとMacBookを置いた。マルチメディア室は基本的にMac稼働なのだが、半分は常時Win Vistaで動くようにしているので、利用者はMacでもWinでも好きなほうを選べるようにしている。

 そうそう、院生ORは海外での活動に際して、VAIOを捨ててMacBookを買っていった。ゼミ生の一人もつい最近ノートパソコンが壊れたのでMacBookを買った。

 10年前に比べると、いまはマックを人に勧めるのになんの躊躇もない。パソコンを自作したいとか、極めて専門性が高い分析ソフトウェアを使わざるを得ないとか、そういう人でないかぎりマックにSwitchしたほうがよほど気楽に生産的な毎日が送れると思うのだが……どうだろうか?

 1998年からほとんどマックしか使ったことのない私にとって、マックはすでに血肉化している。「よく分かんないんですよねぇ」とかほざく前に、私のところに相談に来なさい。